“残念石”

四十個あまりの石群が海に向かって真っすぐに延びている。
すぐ前は穏やかな瀬戸の海。石群はここで船出の順番を待っている。
海を渡って行く先は大阪城…
しかし、待ち続けた運搬船はもうやって来ない。
巨城の礎になれなかった「大阪城の残念石」。
“ついてねえや”、残された石群のつぶやきが聞こえてくるような気がした。

<香川県小豆郡土庄町 小海海岸>